福岡市東区志賀島にある志賀海神社へ行ってみました。
県道59号を志賀島へ
志賀島といえば「漢委奴国王」でおなじみの国宝、あの金印が出土した歴史ある土地です。志賀島へ渡ったらすぐ右へ曲がって、これまたすぐ左手に志賀海神社の駐車場があります。
駐車場に面して鳥居がありますが、こちらは表参道ではなかったようです。表参道は駐車場を少し回り込んだ所にありました。私は間違えてこちらの参道から入ってしまいました。
「御潮井(清め砂)御砂を体の左・右・左と振り清めご参拝ください」
予習にて、ご祭神が非常に不浄を嫌うとのことでしたので、とまどいつつも思い切ってしっかり砂を浴びました。
石段を上り表参道にたどり着きました。参道には山乃神様も鎮座されています。
狛犬様がいらっしゃいました。素敵な笑顔で迎えてくれます。かわいいです!高揚します!
楼門より境内に入ります。
志賀海神社のご祭神は「綿津見三神」様
底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)、仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)、表津綿津見神(うはつわたつみのかみ)
それぞれ海の底、中、表をお守りになっている神様です。
浅瀬、中層、深海…といえばサカナクションの「魚図鑑」ですけどね
伊邪那岐命が黄泉の国から帰って来て禊をした際にお生まれになったのが綿津見三神であり、禊からお生まれになった故に不浄を特に嫌っていらっしゃるとのこと
境内は非常に、非常に清々しい空気に囲まれています。清浄です。これは不浄を嫌うご祭神の影響なのでしょうか。今まで訪れたことのある神社の境内も、どこも清々しい空気が漂っていました。神様がいらっしゃるから、樹木が多いから、そもそも空気の綺麗な場所にあるから等の理由からだと思うのですが。ただ、こちらの志賀海神社の空気は、特別に清浄なように感じました。気候のせいなのか。海からの風のせいなのか。ちなみに私に霊感のようなものは一切ありません。
拝殿は一段と高い場所にあります。
華美で無く、大きすぎず、それでいて神々しい佇まいの拝殿です。拝殿にも御潮井が用意されていますので、再度心を込めて左、右、左と砂を振りかけ参拝しました。お風呂には毎日入っていますが、心の不浄については自信がちょっとないかも…
拝殿から時計回りに摂社・末社を参拝し一周、拝殿の右手に位置する亀石遙拝所に着きました
「遙拝所は右斜の対岸の大嶽神社・小嶽神社と 正面真東の伊勢の神宮、宮中三殿等を拝します」とあります
鳥居から望む青い風景、う、美しいです
とにかく海がとてもきれいなのです。近郊で言えば糸島の海もきれいなのですが、志賀島の海はさらに透明度が高くきれいなように感じます。これも不浄を嫌うご祭神のご利益なのか。
そしてなんと、志賀海神社は「龍の都」と言われてきたようなのです!海や水の神様である龍神様。その都ってことは、龍神様がたくさんいらっしゃるということか…!?
外灯にも龍のモチーフがあしらわれています。これも何かのご縁と、小さな龍神様をお迎えすることにしました。龍神様、また参りますね!
ちなみにこちらが表参道の鳥居です。次回はこちらから参ります
志賀海神社 | |
住所 | 福岡市東区志賀島877 |
駐車場 | 有り |
西鉄バス | 志賀島バス停で下車 |
志賀海神社の地図はこちら
Shikaumi jinja FUKUOKA